2009.07.02(Thu) 【らくがき】
2009.06.29(Mon) 【未分類】
4周年ありがとうございます!
ミニ企画はこれにて終了です!
お付き合いありがとうございました。
最初は1日1話で毎日更新を目標にして、続けられなくなったらそこで終わりにしようと思っていたのですが、途中でこのドラマパロディに熱を上げてしまい予定変更させていただきました。(と、言っても最初から自分ひとりに課していたルールだったので、変更もなにもといった感じですが)
死ネタって、実はこれもまたわたしルールのひとつで「絶対に書かない!」と、心に誓っていたものだったのですが、あっさり壁を突破しちゃいましたねえ。まあそれぐらいドラマに……ね。うん。ほら、その場の勢いってやつです。笑
しかも最後の話を書いているときに、このパロをハッピーエンドで終わらせる展開を思いついちゃって「ああああ」となりました。いや、今だって十分ハッピーエンドのつもりですけどね!? これを最初から思いついていれば、死ネタを書かなくて済んだのに!と。 かいつまんで話しますと、ウィンリィがフィールドに行って数年が経ったころ、実は生きていたエドワードとばったり再会して、それで数年を経ていろいろと男前を上げたウィンリィさんが「あたしにとってはあんたもそのビニールシートの一枚なんだからね!!」と、堂々宣言するというものです。まさかのウィンリィ×エドワード!笑 エドワードさんは男前なウィンリィさんにぐいぐい押されて、それで今度こそ幸せにしてもらえばいいと思います! 最近、わたしの中で男前ウィンリィが密やかなブームです。エドワードさんどんだけ立場弱いんですか。笑
ミニ企画はこれにて終了です!
お付き合いありがとうございました。
最初は1日1話で毎日更新を目標にして、続けられなくなったらそこで終わりにしようと思っていたのですが、途中でこのドラマパロディに熱を上げてしまい予定変更させていただきました。(と、言っても最初から自分ひとりに課していたルールだったので、変更もなにもといった感じですが)
死ネタって、実はこれもまたわたしルールのひとつで「絶対に書かない!」と、心に誓っていたものだったのですが、あっさり壁を突破しちゃいましたねえ。まあそれぐらいドラマに……ね。うん。ほら、その場の勢いってやつです。笑
しかも最後の話を書いているときに、このパロをハッピーエンドで終わらせる展開を思いついちゃって「ああああ」となりました。いや、今だって十分ハッピーエンドのつもりですけどね!? これを最初から思いついていれば、死ネタを書かなくて済んだのに!と。 かいつまんで話しますと、ウィンリィがフィールドに行って数年が経ったころ、実は生きていたエドワードとばったり再会して、それで数年を経ていろいろと男前を上げたウィンリィさんが「あたしにとってはあんたもそのビニールシートの一枚なんだからね!!」と、堂々宣言するというものです。まさかのウィンリィ×エドワード!笑 エドワードさんは男前なウィンリィさんにぐいぐい押されて、それで今度こそ幸せにしてもらえばいいと思います! 最近、わたしの中で男前ウィンリィが密やかなブームです。エドワードさんどんだけ立場弱いんですか。笑
2009.06.29(Mon) 【鋼小話】
4周年ありがとうございます!--4-6
「あんたがいやがった、そして何よりも求め、愛してやまなかった世界」
パロディな上に、まさかの死ネタです。
苦手だよという方はすっ飛ばすことをおすすめいたいます。
続きものですので、4-1からお読みになることをおすすめいたします。
翌朝、目が覚めると時計はきっかり7時を指していた。
どんなに疲れていても、毎朝決まった時間に目が覚めるのは長年におよぶサラリー生活の賜物だろう。ウィンリィは寝乱れた髪をかき上げると、身につけていたわずかばかりの衣類を剥ぎとり、バスルームへ向かった。
今日は昼からとある財団との親睦会を兼ねたパーティがある。
――パーティなんてご立派な名目だけれど、会場は屋外だし、ホームパーティの延長線みたいなものだからあまり畏まらなくていいわよ。昨日ウィンリィにそう告げたホークアイは実にあっさりとした様子だったが、暗にウィンリィの出席がもう確定しているのだと知らせた。休日の午前であるにも関わらず、憂鬱な気分が纏わりつくのはこのあとのパーティを思ってだ。会場は屋外だと言っていたが、もし雨が降ったら中止になるのだろうか。そんな有りもしない希望的憶測をしながら、インスタントのコーヒーをすすり、溜まっていた洗濯物を片付けて、だらだら過ごしていれば約束の昼はもうすぐそこだった。ウィンリィはやれやれと溜息をつき、ドレスをクローゼットから引っぱり出した。ロンドンの空は今日もグレーに染まっていた。
ロンドン郊外にある会場に着くころ、空はすっきりと晴れ渡っていた。
受付を済ませ、会場となっているガーデンに入ると、まずその美しい庭に目を奪われた。遠くから見ていても感じたことだったが、まず建物が美しい。年代を感じされるレンガ造りの壁には、ところどころ緑の蔦が這っていて、かといって手入れをおろそかにしているわけではなさそうだ。客人たちをもてなすように開放されたデッキの窓からは白いレースのカーテンが風にそよぎ、まるで異国のリゾート地を連想させた。青々と生えそろった芝生に、色とりどりの花、中央にはささやかであるが噴水もある。しばし立ち止まり、その美しい庭に見入っていたウィンリィだったが、ふと違和感がして首をかしげる。――周囲の雰囲気がいやに明るいのだ。ビジネスを絡ませたパーティにありがちな、あの独特な緊張感、取り繕われた雰囲気が感じられない。どちらかと言えば、ごくごく普通に友人の家でおしゃべりを楽しんでいるようなそんな雰囲気だったのだ。
これはいったいどういうことだろうとウィンリィが首をかしげ、見知った顔から事情を聞こうと辺りを見渡したときである。
「ウィンリィ!」
背後から呼ばれる声に応じて振り向けば、そこには同僚のパニーニャが立っていた。
彼女は1年前西アフリカのナイジェリア支部からここロンドンへ転勤してきたスタッフの一人だ。アフリカでの生活を物語るような、健康的な肌をさらし、彼女はずんずんウィンリィに歩み寄ってきた。
「ああ、よかった! 姿が見えないからてっきり来てないのかと思ったよ」
彼女はややなまりのある英語でそう言うと、ホッとしたように笑った。笑うと白い歯がニカッとのぞき、とたんに人懐っこさが顔を出す。
「パニーニャ」
同僚でもあり、友人でもある女の名を呼び、これは一体どういうことなのかと問いかけようとしたウィンリィを遮り、パニーニャは近くを通りかかったウェイターからアルコールの注がれたグラスをふたつ受け取り、そのひとつをウィンリィに渡した。乾杯を促すようにグラスを掲げると、ウィンリィは渋々とではあるが、パニーニャに倣ってグラスを掲げた。口をつけるとほのかな甘みが広がった。アルコールは好きだ。それがおいしいお酒であればなおさらだ。ウィンリィは悔しいが、先程よりすこし気分が上昇した自分を自覚した。短い付き合いだが、この友人はようよう自分のあしらい方を心得ている。
「今日のパーティはイギリスにあるUNHCRの支部の職員たちを集めたごくごく私的なものなんだ」
ハッとしてウィンリィが顔を上げると、パニーニャはどこか困ったようにウィンリィに笑いかけた。
「親睦会っていうのは嘘じゃないよ。財団とのっていうのも半分は本当」
「半分?」
「そう。現にその財団がこのガーデンを貸してくれてるし、出資もしてくれたって話だよ。でも、その財団のトップとホークアイさんはごくごく私的な付き合いらしくって、このガーデンもほとんど好意で貸してくれてるんだってさ」
「……」
――どうりで。
受付をすませた時点で感じていた違和感の正体がはっきりとなった。同時に、昨日上司がついたささやかな嘘も。
「ホークアイさんはあんたに気をつかったのよ」
ウィンリィの表情が硬いものに変わるのを見て、パニーニャがすかさず口を挟んだ。
「この庭」
そう言って、パニーニャは辺りを見渡した。ウィンリィもそれに倣う。美しい庭だった。ロンドン市内の華やかさとはまた違う、懐かしい気配。色とりどりの花が咲き乱れ、すがすがしい空気が新しい季節を運んできてくれる。
「きれいでしょ? ホークアイさん、この庭の花が咲く前からここでのパーティを企画してたのよ。あんたがあまりにもしおれた顔してるから」
ウィンリィはゆるりと目を見開いた。振り返る途中、自分の耳に入った言葉がゆっくりと脳に浸透してくるのがわかる。目が合うと、パニーニャは困ったとも嬉しいともつかない顔をしていた。弾かれたように、周囲を見た。楽しそうにグラスに口をつけ、料理を口に運んだり、おしゃべりを楽しんだりしている人たち、その人々の垣根の先に、件の上司はいた。いつものように長い髪をひとつにまとめ、きりりとした横顔を日にさらして。
とたんに、自分が恥ずかしくなった。狭量でしか物事を見ることができなかった自分が急に赤裸々に映し出されて、そうして感謝した。目の前の同僚に、そしてすました顔でパーティの招待客たちと話をしている上司に。友人たちやチームの皆に。その瞬間、ホークアイが顔を逸らし、ウィンリィと目があった。彼女はウィンリィの姿を確認すると、やわらかく目だけで微笑んでみせた。
「ホークアイさん……」
知らず、呟いていた。ふいに背中を押される。振り向けば、パニーニャが笑っていた。
「ほら、お礼してきなよ」
もう一度軽い仕草で背中を押され、今度こそウィンリィは素直に一歩踏み出すことができた。――ゆっくりと、人混みを掻き分けながら進んでいく。途中、見知った顔がウィンリィを引き止め、ウィンリィもまた彼ら一人一人と言葉を交わしながら、一歩ずつ前へ進んでいく。皆が皆、浮かれて晴れ晴れとした顔をしている。この青空の下で。ああなんて平和なんだろう。あたしたちはこうして、仕事に恵まれ、信頼できる仲間がいて、支えてくれる友人がいる。たまにいやなことがあったり、死にたいほど悲しいことが起こったりするかもしれない。けどあたしたちはそれでもあたたかい屋根の下、スプリングのきいた寝台に抱かれる。そうして朝がきて、またおいしいものを食べたり、昼間からアルコールで喉を潤し、誰かを好きになったり、セックスをしてみたりする。ここは生ぬるいぐらい平和だ。あんたがいやがった、そして何よりも求め、愛してやまなかった世界。こんな世界がひとつでも多くあればいい。みんなが平和ボケして笑いあう、そんなバカみたいに平和な世界が。
「ホークアイさん」
振り返った上司は、ウィンリィを見て――微笑んだ。
「あたしをアフガニスタンへ行かせてください」
-----------------------------
お付き合いありがとうございました!
「あんたがいやがった、そして何よりも求め、愛してやまなかった世界」
パロディな上に、まさかの死ネタです。
苦手だよという方はすっ飛ばすことをおすすめいたいます。
続きものですので、4-1からお読みになることをおすすめいたします。
翌朝、目が覚めると時計はきっかり7時を指していた。
どんなに疲れていても、毎朝決まった時間に目が覚めるのは長年におよぶサラリー生活の賜物だろう。ウィンリィは寝乱れた髪をかき上げると、身につけていたわずかばかりの衣類を剥ぎとり、バスルームへ向かった。
今日は昼からとある財団との親睦会を兼ねたパーティがある。
――パーティなんてご立派な名目だけれど、会場は屋外だし、ホームパーティの延長線みたいなものだからあまり畏まらなくていいわよ。昨日ウィンリィにそう告げたホークアイは実にあっさりとした様子だったが、暗にウィンリィの出席がもう確定しているのだと知らせた。休日の午前であるにも関わらず、憂鬱な気分が纏わりつくのはこのあとのパーティを思ってだ。会場は屋外だと言っていたが、もし雨が降ったら中止になるのだろうか。そんな有りもしない希望的憶測をしながら、インスタントのコーヒーをすすり、溜まっていた洗濯物を片付けて、だらだら過ごしていれば約束の昼はもうすぐそこだった。ウィンリィはやれやれと溜息をつき、ドレスをクローゼットから引っぱり出した。ロンドンの空は今日もグレーに染まっていた。
ロンドン郊外にある会場に着くころ、空はすっきりと晴れ渡っていた。
受付を済ませ、会場となっているガーデンに入ると、まずその美しい庭に目を奪われた。遠くから見ていても感じたことだったが、まず建物が美しい。年代を感じされるレンガ造りの壁には、ところどころ緑の蔦が這っていて、かといって手入れをおろそかにしているわけではなさそうだ。客人たちをもてなすように開放されたデッキの窓からは白いレースのカーテンが風にそよぎ、まるで異国のリゾート地を連想させた。青々と生えそろった芝生に、色とりどりの花、中央にはささやかであるが噴水もある。しばし立ち止まり、その美しい庭に見入っていたウィンリィだったが、ふと違和感がして首をかしげる。――周囲の雰囲気がいやに明るいのだ。ビジネスを絡ませたパーティにありがちな、あの独特な緊張感、取り繕われた雰囲気が感じられない。どちらかと言えば、ごくごく普通に友人の家でおしゃべりを楽しんでいるようなそんな雰囲気だったのだ。
これはいったいどういうことだろうとウィンリィが首をかしげ、見知った顔から事情を聞こうと辺りを見渡したときである。
「ウィンリィ!」
背後から呼ばれる声に応じて振り向けば、そこには同僚のパニーニャが立っていた。
彼女は1年前西アフリカのナイジェリア支部からここロンドンへ転勤してきたスタッフの一人だ。アフリカでの生活を物語るような、健康的な肌をさらし、彼女はずんずんウィンリィに歩み寄ってきた。
「ああ、よかった! 姿が見えないからてっきり来てないのかと思ったよ」
彼女はややなまりのある英語でそう言うと、ホッとしたように笑った。笑うと白い歯がニカッとのぞき、とたんに人懐っこさが顔を出す。
「パニーニャ」
同僚でもあり、友人でもある女の名を呼び、これは一体どういうことなのかと問いかけようとしたウィンリィを遮り、パニーニャは近くを通りかかったウェイターからアルコールの注がれたグラスをふたつ受け取り、そのひとつをウィンリィに渡した。乾杯を促すようにグラスを掲げると、ウィンリィは渋々とではあるが、パニーニャに倣ってグラスを掲げた。口をつけるとほのかな甘みが広がった。アルコールは好きだ。それがおいしいお酒であればなおさらだ。ウィンリィは悔しいが、先程よりすこし気分が上昇した自分を自覚した。短い付き合いだが、この友人はようよう自分のあしらい方を心得ている。
「今日のパーティはイギリスにあるUNHCRの支部の職員たちを集めたごくごく私的なものなんだ」
ハッとしてウィンリィが顔を上げると、パニーニャはどこか困ったようにウィンリィに笑いかけた。
「親睦会っていうのは嘘じゃないよ。財団とのっていうのも半分は本当」
「半分?」
「そう。現にその財団がこのガーデンを貸してくれてるし、出資もしてくれたって話だよ。でも、その財団のトップとホークアイさんはごくごく私的な付き合いらしくって、このガーデンもほとんど好意で貸してくれてるんだってさ」
「……」
――どうりで。
受付をすませた時点で感じていた違和感の正体がはっきりとなった。同時に、昨日上司がついたささやかな嘘も。
「ホークアイさんはあんたに気をつかったのよ」
ウィンリィの表情が硬いものに変わるのを見て、パニーニャがすかさず口を挟んだ。
「この庭」
そう言って、パニーニャは辺りを見渡した。ウィンリィもそれに倣う。美しい庭だった。ロンドン市内の華やかさとはまた違う、懐かしい気配。色とりどりの花が咲き乱れ、すがすがしい空気が新しい季節を運んできてくれる。
「きれいでしょ? ホークアイさん、この庭の花が咲く前からここでのパーティを企画してたのよ。あんたがあまりにもしおれた顔してるから」
ウィンリィはゆるりと目を見開いた。振り返る途中、自分の耳に入った言葉がゆっくりと脳に浸透してくるのがわかる。目が合うと、パニーニャは困ったとも嬉しいともつかない顔をしていた。弾かれたように、周囲を見た。楽しそうにグラスに口をつけ、料理を口に運んだり、おしゃべりを楽しんだりしている人たち、その人々の垣根の先に、件の上司はいた。いつものように長い髪をひとつにまとめ、きりりとした横顔を日にさらして。
とたんに、自分が恥ずかしくなった。狭量でしか物事を見ることができなかった自分が急に赤裸々に映し出されて、そうして感謝した。目の前の同僚に、そしてすました顔でパーティの招待客たちと話をしている上司に。友人たちやチームの皆に。その瞬間、ホークアイが顔を逸らし、ウィンリィと目があった。彼女はウィンリィの姿を確認すると、やわらかく目だけで微笑んでみせた。
「ホークアイさん……」
知らず、呟いていた。ふいに背中を押される。振り向けば、パニーニャが笑っていた。
「ほら、お礼してきなよ」
もう一度軽い仕草で背中を押され、今度こそウィンリィは素直に一歩踏み出すことができた。――ゆっくりと、人混みを掻き分けながら進んでいく。途中、見知った顔がウィンリィを引き止め、ウィンリィもまた彼ら一人一人と言葉を交わしながら、一歩ずつ前へ進んでいく。皆が皆、浮かれて晴れ晴れとした顔をしている。この青空の下で。ああなんて平和なんだろう。あたしたちはこうして、仕事に恵まれ、信頼できる仲間がいて、支えてくれる友人がいる。たまにいやなことがあったり、死にたいほど悲しいことが起こったりするかもしれない。けどあたしたちはそれでもあたたかい屋根の下、スプリングのきいた寝台に抱かれる。そうして朝がきて、またおいしいものを食べたり、昼間からアルコールで喉を潤し、誰かを好きになったり、セックスをしてみたりする。ここは生ぬるいぐらい平和だ。あんたがいやがった、そして何よりも求め、愛してやまなかった世界。こんな世界がひとつでも多くあればいい。みんなが平和ボケして笑いあう、そんなバカみたいに平和な世界が。
「ホークアイさん」
振り返った上司は、ウィンリィを見て――微笑んだ。
「あたしをアフガニスタンへ行かせてください」
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お付き合いありがとうございました!
2009.06.25(Thu) 【未分類】
4周年ありがとうございます!--5
「ねえ、ちょっと買出しに付き合ってくれない?」
そう切りだしたのは、ウィンリィだった。
彼女はいつもの作業服ではなく、余所行きのスカートをはいていた。声をかけられたエドワードといえば、ロックベル家の待合室に備え付けれられたソファに寝転んで、本のページをめくっているところだった。
「何でオレが……」
思わず口をついて出てきた言葉は、いわば条件反射のようなもので、本気でそう思っているわけじゃないのだということは、エドワードはもちろん、言われた側のウィンリィだって理解しているものだった。だが、今日ばかりはすこし違った。言葉はいつもと同じ内容だったかもしれない。けど、そこに明らかに面倒だと思っているような棘があることを、ウィンリィの肌が感じていた。だが、ウィンリィはそんなことまるで気付いていないというように、エドワードが今までめくっていた本を指さしてみせるのだ。
「本」
「あ?」
「本を読んでいるあんたがあたしの呼びかけに1回でこたえた」
「…………」
途端に押し黙ったエドワードを見て、ウィンリィは満足げに笑った。
「どうせ暇してるんでしょ。たまには役に立ちなさい」
こうして、エドワードとウィンリィのふたりは列車にのり、リゼンブールから片道1時間離れた町へと向かうことになった。
-------------------------------
人間臭い兄さんを書こうとして、結局ボツになった話の一部。
風に舞いあがる〜はあともうちょっと!
「ねえ、ちょっと買出しに付き合ってくれない?」
そう切りだしたのは、ウィンリィだった。
彼女はいつもの作業服ではなく、余所行きのスカートをはいていた。声をかけられたエドワードといえば、ロックベル家の待合室に備え付けれられたソファに寝転んで、本のページをめくっているところだった。
「何でオレが……」
思わず口をついて出てきた言葉は、いわば条件反射のようなもので、本気でそう思っているわけじゃないのだということは、エドワードはもちろん、言われた側のウィンリィだって理解しているものだった。だが、今日ばかりはすこし違った。言葉はいつもと同じ内容だったかもしれない。けど、そこに明らかに面倒だと思っているような棘があることを、ウィンリィの肌が感じていた。だが、ウィンリィはそんなことまるで気付いていないというように、エドワードが今までめくっていた本を指さしてみせるのだ。
「本」
「あ?」
「本を読んでいるあんたがあたしの呼びかけに1回でこたえた」
「…………」
途端に押し黙ったエドワードを見て、ウィンリィは満足げに笑った。
「どうせ暇してるんでしょ。たまには役に立ちなさい」
こうして、エドワードとウィンリィのふたりは列車にのり、リゼンブールから片道1時間離れた町へと向かうことになった。
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人間臭い兄さんを書こうとして、結局ボツになった話の一部。
風に舞いあがる〜はあともうちょっと!
2009.06.24(Wed) 【未分類】
幼馴染アンソロジーにて

WEBチラシのイラスト提供者さまを募集しております♪
詳しくはアンソロサイトのトップをご覧くださいませ!
こっそりメンバーさまも追加しております〜! むふふん!
最近、ちびっこを見るとエドアルリィを連想してはにこにこしているわたしですが、(それを世間一般では、変態とか不審人物と呼びます)今日まるで世界が拓けたように新たな真理を見いだしました! 幼馴染といえばちびっこというイメージが今までずっとあったのですが、別に「大人になったエドアルリィ」でもいいんだよね、という!……すみません。今更ですね、はい。そんな単純なことに気づけなかったほどちびっこに熱をあげていたとも言いますが。笑 いやでも大人!大人になったエドアルリィ!なーーんで今までこんなステキ設定があることに気づけなかったんでしょう!すっごくもえる!
あ、話を元に戻しますが、ウェブの他にオフラインでもチラシを配布する予定でっす♪
詳細はおいおいお伝えしていきますね〜
拍手ポチ、ありがとうございました!
WEBチラシのイラスト提供者さまを募集しております♪
詳しくはアンソロサイトのトップをご覧くださいませ!
こっそりメンバーさまも追加しております〜! むふふん!
最近、ちびっこを見るとエドアルリィを連想してはにこにこしているわたしですが、(それを世間一般では、変態とか不審人物と呼びます)今日まるで世界が拓けたように新たな真理を見いだしました! 幼馴染といえばちびっこというイメージが今までずっとあったのですが、別に「大人になったエドアルリィ」でもいいんだよね、という!……すみません。今更ですね、はい。そんな単純なことに気づけなかったほどちびっこに熱をあげていたとも言いますが。笑 いやでも大人!大人になったエドアルリィ!なーーんで今までこんなステキ設定があることに気づけなかったんでしょう!すっごくもえる!
あ、話を元に戻しますが、ウェブの他にオフラインでもチラシを配布する予定でっす♪
詳細はおいおいお伝えしていきますね〜
拍手ポチ、ありがとうございました!
